2023.09.222023.08.23
築約175年の古民家でまったりランチ♪「古民家カフェ ならのき」
川口カフェ カフェ 川口 川口グルメ
川口市にある築約175年の古民家を利活用したカフェが「古民家カフェ ならのき」です。イオンモール川口から徒歩3分と立地もよく、女性を中心に多くの人が訪れています。今回はそんなならのきさんでランチをいただいてきました!
古民家を活用した郷愁を誘われるカフェ
「古民家カフェ ならのき」は2023年4月にオープンしたばかりの古民家カフェです。オーナーの大塚さんが自宅の一部を開放し、家族で運営しています。
古民家の手前にはレンタル農園。農園を通り過ぎると古い門が出迎えてくれます。
道路から奥まったところにあり、静かな空間にはどことなくゆったりとした空気が流れているような気がしました。
門を潜るとお庭の奥に古民家が。江戸時代末期に建てられた、築約175年の古民家を耐震性に配慮しつつリノベーションしました。
昨年には全国古民家再生協会主催、国土交通省・林野庁後援の「第9回再築大賞」で最優秀賞を受賞している、とっても素敵な古民家です。
入り口に「本日のワンプレートランチ」の文字。細かい野菜の解説が書かれています。どんなプレートなのかな、と少しドキドキ。
ドアを開けると「いらっしゃいませ!」と柔らかい声。どこか懐かしい空間が迎えてくれました。
天井には大きな木の梁。吹き抜けになっていて開放感にあふれています。
店内は禁煙なので小さな子供連れにも安心。奥の和室ではお願いすればおむつ替えも可能です。
レトロなポールハンガーも。昔祖母の家にあったなあ、となんだか懐かしくなりました。
こちらは昔の金庫。ちょっとしたインテリアにもこだわりを感じます。
小さなかわいらしい飾りも。あたたかみのある野菜はシェフのお母さまの手作りだそうです。
旬の野菜を使った「ワンプレート」で活力を
食事のメニューは3種類。一番人気は「本日のワンプレートランチ」で、季節の野菜をふんだんに使った限定30食ランチプレートです。
「昔なつかしナポリタン」は近くの「東京ウィンナー」の無添加ポークウィンナー入り!子供たちに人気のメニューです。
「ブルドックソース焼きうどん」はブルドックソース鳩ケ谷工場で作られたブルドックソースを使用しているそうですよ。
ハーブティーもいろいろな種類があって、選ぶのが楽しそう♪
ちなみに会計は現金のみなので注意しましょう。
今回は「本日のランチプレート」を注文。今日の内容はビーツを中心とした季節の野菜を使ったサラダ、なすの田楽にメイクイーンの煮物、鳥のつくね、「東京ウィンナー」のウィンナーにゴーヤのキッシュなど。
野菜は地元の農家の野菜を使っており、地産地消のランチプレートです。週替わりでメニューが変わります。
色が印象的な輪切りビーツはほのかな甘みがあって美味しい♪
なすの田楽の上には赤い川口特産の「防風(ボウフウ)」の酢の物も。
こちらは高級料亭で刺身のつまなどに使われているもので、酢に浸すと赤くなりますが、ゆでると緑になるのだとか。
とうもろこしと枝豆の茶碗蒸しは暑い夏でもするっと入ります。
ご飯には切り干し大根がぴったり。
サラダのニンジンは葉っぱを佃煮にしており、野菜を残さず活用してメニューに取り入れています。
食後のコーヒーも素敵なカップで気分が上がります。
さらに、今回は頼みませんでしたが「ならのきパフェ」も人気だそう。お隣の方が注文していましたが、季節のフルーツと手作りプリンにどら焼きがドーン!!と乗っていてボリューム満点でした。
レンタルスペースで緑あふれるイベントも
カフェスペースの横には和室があり、レンタル可能。カフェ丸ごと借りることもでき、雑貨の販売や演奏会、ギャラリーとして利用できます。
大塚さん自身も不定期で月に1、2回、園芸講座やハーブ講座を開催中。特に人気のハーブ講座ではハーブの寄せ植え、アロマキャンドル、蚊よけなどさまざまなものを作ります。
イベントの詳細はインスタグラムで要確認。人気なので早めに申し込みましょう!
古民家カフェ ならのきでゆったりとした時間を楽しもう
道路から少し奥に入ったところにある「古民家カフェ ならのき」。のんびりとした空気が流れるカフェで日ごろの喧騒から離れてのんびりしてみてはいかがでしょうか?