2024.02.202024.01.16
遊び場もいっぱい!「埼玉県こども動物自然公園」でコアラやクオッカを見てきた
東松山市 動物園
東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」。コアラや国内ではここでしか会えないクオッカ、カンガルーなどオーストラリアの動物たちに会えるスポットとして知られていますが、「公園」というだけあって子ども向けの巨大遊具にアスレチックと、子どもが楽しめるものが満載です!
というわけで今回は遠足場所としても知られる埼玉県こども動物自然公園に子どもと遊びに行ってきました。
埼玉県こども動物自然公園とは?
埼玉県こども動物自然公園は1980年に開園。46ヘクタールの敷地内に約160種の動物たちが暮らしています。
中には動物の展示施設や体験コーナーに加え、アスレチックや屋外遊具、すべり台や図書室のある「こどもの城」など、子どもが大喜びする施設がたくさん!
アクセスは東武東上線「高坂駅」から徒歩約20分、バスで約5分。最大720台まで止められる駐車場もありますよ。
とても広く、雑木林内の階段や坂などもあるので歩きやすい服装でいくのがおすすめ。寒い季節は防寒対策をしっかりしておきましょう。暑い季節は日焼け止めと帽子必須です。
なお、7ヶ月から4歳くらいまで利用できるベビーカーがレンタル(料金:500円)できるので、必要に応じて申し込みましょう。
園内は大きく東園と北園に分かれており、エントランスは正門の一ヶ所のみ。正門の駐車場が満車になり、臨時駐車場が開場した場合のみ東門からも入園できるようになります。
とにかく広いので回り方を考えてから動き出すのがコツです。
ポイントはクオッカのいる東園の「クオッカアイランド」のオープン時間。平日は午後1時半から3時半、土日祝日は午前10時から午後1時なので、こちらを考慮しつつ他の体験イベントをチェックして回り方を考えましょう。
詳細はウェブサイトに掲載されているほか、入り口にも案内がありますよ。
おすすめは朝来園した場合、平日は北園→ランチ→東園、土日祝日は東園→ランチ→北園です。回り方に迷った場合はスタッフさんに相談してみましょう。
30分~1時間に1本ある園内ロードトレイン「彩ポッポ」を使って効率的に回るのも手です。
「世界一幸せな動物」クオッカは必見!
こども自然動物公園で外せないのが、クオッカアイランドのクオッカ。2020年にオーストラリアから寄贈されたカンガルーの仲間で、日本で見ることができるのは埼玉県こども動物自然公園だけという希少生物です。
顔がいつも微笑んでいるように見えることから「世界一幸せな動物」として知られるクオッカ。ピカチュウに似ていることでも話題になりました。現在は東園の「クオッカアイランド」内に8頭のクオッカがいます。
クオッカは低めの網越しまたは上からのぞいて見学できます。カンガルーの仲間なので小さい体ながら結構飛び上がり、子どもは大興奮!
おしりをフリフリしている姿もかわいらしかったです。個人的には意外としっぽが長くてびっくりしました。
写真を撮るのもいいですが、愛らしい動きを動画で撮影するのもおすすめです。
コアラやカピバラも必見!
東園にはクオッカ以外にもコアラやオオカンガルー、シマオイワワラビーなどオーストラリアの動物たちを見学することができます。
カンガルーはなんとゲート内で放し飼い!「カンガルー優先」の標識まであるほどです。
こちらはコアラ舎のコアラ。1日18時間~20時間眠ることで有名ですが、訪れたときは起きていて活発に動き回っていました。
ガラス越しですがかなり近づいて見ることができるので、じっくり観察できます。歩く姿もかわいい!!
このほかコアラ舎にはミナミコアリクイやフタユビナマケモノ、イワワラビーも。フタユビナマケモノはじっと見ていましたがピクリとも動きませんでした…。
カピバラ・ワラビー広場にはカピバラとベネットアカクビワラビーがいます。
こちらは日向ぼっこ中のカピバラたち。冬にはカピバラ温泉も出現し、気持ちよさそうに桶につかってのんびりしているカピバラが見学できます。
このほか園内のあちらこちらにオーストリアの鳥をはじめとした鳥類が展示されています。こちらはもふもふしたワライカワセミ。エミューなどもいましたよ。
北園にはキリンやペンギン!ふれあい体験も
東園に比べると広大な北園にはたくさんの動物たちが暮らしています。
国内最大のキリン屋内展示施設「キリンテラス」ではガラス越しにキリンが悠々と暮らしている姿が見学可能。
外ではキリンたちがのびのびとエサを食べる姿も見ることができます。
「仲良しコーナー」ではウサギやテンジクネズミ(モルモット)に触ることができます。
フワフワしていてカワイイ!と大人も子どもも皆夢中で触っていました。
すぐそばにはヤギやヒツジなどと触れ合えるコーナーも。取材日には幼稚園の遠足があり、子どもたちがヤギを専用のブラシで優しくなでていました。
近くの乳牛コーナーでは乳しぼり体験も可能。同行した息子が恐る恐るチャレンジしていました。
このほかポニー乗馬コーナーやヤギのエサやり体験など、北園のさまざまなところで動物と触れ合う機会が設けられていました。こちらもある程度時間が決まっているので、事前に確認しておくことをおすすめします。
もう一つの目玉・ペンギンヒルズにはフンボルトペンギンがたくさん!フンボルトペンギンが住むチリのチロエ島をモデルにしており、約4000㎡の広さを誇ります。
ガラス越しのほか、通り抜けてオープンエアの様子も見学でき、エサやりが可能です(※現在は鳥インフルエンザ対策のため中止中)。
このほか、北園にはレッサーパンダにマヌルネコ、キツネザル、ネズミの仲間をはじめとした小動物たちの暮らす「ecoハウチュー」、コウノトリやクジャクをはじめとした鳥たちなどさまざまな動物が暮らしています。
子どもに大人気!恐竜コーナー&お城
北園の最奥地の林の中には恐竜のモニュメントがたたずむ「恐竜コーナー」があります。
ちょっと古いモデルですが、生き生きとした恐竜たちの姿は、子どもたちが興奮すること間違いなしです!
高さ8mのブラキオサウルスは圧巻!!約100cmの息子と比較すると大きさが際立ちます。
このほかにもカラフルなステゴサウルス、ティラノサウルス、トリケラトプスなど名だたる恐竜たちが約20匹見学できます。恐竜の卵もありますよ。
東園に通じる橋の横にはこんな城門が。そう、室内遊び場「こどもの城」への入り口です。
進むとがっちりとした西洋風のお城が出現。
なかには巨大な「ケヤキ大王」!おしゃべりしてくれ、定期的に音楽を奏でるオーケストラが出現します。
どこから出てくるかは行ってみて確かめてみてくださいね!
2階には動物の絵本がたくさん並ぶ「えほんのどうぶつえん」と、曲がりくねった「ヘビのすべり台」があり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
このほか、ケヤキ大王の横にすべり台があったり、ちょっとしたシアターがあったり、発掘体験ができるコーナーがあったりと盛り沢山。
晴れの日はもちろん、雨の日には必須のスポットです。
アスレチックやコバトンとりでで体を動かそう!
公園には子どもたちが体を動かして遊べるスポットがいくつかあります。屋外にあるのがピクニック広場にあるコバトンとりでと、冒険の森アスレチックです。
コバトンとりでは巨大な「コバトン」がいる複合遊具。3歳以上が対象の遊具で、4歳の息子も楽しそうにすべり台をしたり、ロープにつかまって降りたりしていました。
こちらは小学生以上を対象にしたフィールドアスレチック。小学生以上が対象で、低学年向けのお手軽コースと高学年向けのチャレンジコースに分かれています。
かなりの広さがあり、小学生にはぴったりの難易度です。
ともに東園にあり、クオッカやコアラを見に行こうとすると必ず通る場所なため、子どもたちが足を止めること間違いなし!
ここで時間を使うことを考慮して園内を回ることをおすすめします。
お土産スポットは全部で3ヶ所!売っているものが違うので注意
園内には入口の「キリン売店」、中央の「中央売店」、東園の「コアラ売店」の3ヶ所の売店があります。注意したいのが、それぞれ売っているものが違うこと!
どこもクオッカのぬいぐるみをはじめとしたグッズが販売されていました。うっかり買い忘れるとわざわざ戻る羽目になるので、気を付けてくださいね。
このほか、園内にはカレーや丼ものの食事や焼きそばなどの軽食が食べられる「レストランガゼボ」、軽食メインの「オーパル」。クレープやホットサンドをおしゃれに楽しめる「もりカフェ」があります。
お弁当の持参もOKで、園内には広場も多くランチスポットも豊富!天気に合わせて選びましょう。
動物に遊び場、魅力たっぷりの埼玉県こども動物自然公園。ぜひ一度家族で遊びに行ってみてはいかがでしょうか?