
2025.04.09
2025.04.11
リニューアルしたばかりの与野公園南園に行ってきた!水遊びに遊具、ベーカリーカフェと盛りだくさん♪
与野公園
リニューアル
与野本町
与野
今年の4月1日、1年のクローズを経てついに与野公園の南園がリニューアルオープンしました!取材日はお天気も良く桜も満開♪多くの人がピクニックに訪れていました。今回はそんな南園の様子をご紹介します。
与野公園とは

与野公園は1877年(明治10年)に開園した歴史ある公園です。総面積は約53,000㎡。
5500㎡の広さを持つバラ園が有名で、4月末から6月上旬にかけてのバラのシーズンには約200種・3000株のバラを目当てに多くの人が訪れます。

そんな与野公園の南園は約15,000㎡の広さを誇ります。昨年4月から1年をかけて、さいたま市と大和リースグループが連携してリニューアルしました。
実はこの公園、都市公園における飲食店や売店などの設置・管理を民間から募る「公募設置管理制度(Park-PFI)」を活用してリニューアルしており、さいたま市としては初めて制度を利用した公園になるんだそうです。4月5日には記念式典も開催されました。
与野公園南園のポイント①ベーカリーカフェを新設

それではさっそく与野公園南側のリニューアルポイントを見ていきましょう。
今回の目玉的存在なのが、新設されたベーカリーカフェ「PARC de VAGUE」。100種類の焼きたてのパンやドリンクを楽しめるカフェで、テイクアウトもOKです。
無料WiFiや充電用コンセント、子ども用イスにおむつ替えスペース、粉ミルク用のお湯と、子ども連れにも優しいカフェですよ。
こちらは別途取材させていただいたので、後日記事を公開します!

ちなみに南園には写真の第1駐車場(バイク含む)に加え、第2駐車場と駐輪場が設けられており、こちらは両方とも無料で駐車できます。時間を気にすることなく公園で遊べますよ!
与野公園南園のポイント②ばらテラス

ベーカリーカフェのすぐ横にあるのが、リニューアルで新たに設置された展望台「ばらテラス」です。

階段を上るとこんな感じで広めのテラスになっています。

ここからは高さからバラ園を一望できます。取材時にはまだバラは咲いていませんでしたが、桜がとても綺麗でした。
カフェでテイクアウトしたパンやドリンクをこちらで楽しみつつ、バラ園を眺めるのもおすすめです。

そして実は階段には秘密があります。左側はなんとベンチとしても利用できるんです!

広さはピクニックシート1枚が余裕で入りそうな感じ。取材の際には公園の景色を楽しみながらお弁当を広げたり、テイクアウトしたパンを食べたりする家族の姿が見られました。

ちなみにテラスの下部分はトイレになっています。

トイレの反対側には自販機が並んでいました。アイスの自販機には子どもたちが大喜び!「買って―」「あとでね」のおなじみのやりとりが…。
与野公園南園のポイント③「あそびのひろば」のインクルーシブ遊具

リニューアルに伴い新登場したのが、年齢や障がいに関係なく遊べる「インクルーシブ遊具」。一番大きいのがこちらのオリジナル遊具です。

坂道を上ったり下りたり、トンネルをくぐったりすべり台を滑ったりと、子どもたちは思い思いに楽しんでいました。

逆側にはちょっとしたボルダリングが楽しめるような工夫も。写真には写っていませんが、反対側には網もかけられていました。

行列ができていた巨大ブランコ。一度に4人まで乗って楽しめます。

「ウードルスイング」というそうで、6歳から12歳向けです。公園にはこうした説明版や注意書きが随所にあり、安全に遊べるように工夫されています。

こちらは「オムニスピナー」と呼ばれるインクルーシブ遊具。上にのってぐるぐる回るお馴染みの回転遊具で、2021年、「第15回キッズデザイン賞」を受賞しています。
内部が広いので座りやすいのが特徴で、3歳から12歳向けです。
与野公園南園のポイント④じゃぶじゃぶ水路

リニューアル前から人気だった南園のじゃぶじゃぶ水路ですが、リニューアル後もしっかりありました!全長150mで、7月から8月まで水遊びが楽しめます(※現時点での予定)。

こちらが水路のスタート地点。

ばらテラスの下を通過して…

半円状のプールに到着!この日は連日続いた雨でたまたま水が溜まっており、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。

真ん中になぜかポツンとあったピアノ。

4月5日の記念式典用のピアノでした!当日はさいたま出身のプロピアニスト・松永裕平氏による演奏があり、その後はその日限定で誰でも弾ける「ストリートピアノ」になったとのこと。
公園に置きっぱなしにはできないため現在はありませんが、イベントの時に再登場する…かもしれませんね。

しばらくすると式典用に水が抜かれてしまいました。子どもたちにとってはちょっと残念…。
与野公園南園のポイント⑤はだしのひろば

文字通り子どもたちが「はだしで駆け回れる」スペースが与野公園南園に登場しました!それが「はだしの広場」です。
砂や石、木が敷き詰められた「はだしのトレイル」は自然を感じながら足裏で楽しめる遊び場なのだとか。

けっこうごつごつした感じで、足の感触が違うのがはっきりわかります。

トレイルの先には円形の広場。周りが桜に囲まれており、お昼時にはここでピクニックを楽しんでいる人もいました。
与野公園南園のポイント⑤みどりのひろば&のびのびひろば

このほか、与野公園南園にはさきほど紹介した広場以外にも「みどりのひろば」「のびのびひろば」があります。
ベーカリー前のこちらが「みどりのひろば」。広々としており、子どもたちが駆け回ったりストライダーの練習をしたりしていました。

レクリエーションを楽しむ「のびのびひろば」ではボール遊びが行われていました。

ほかにも、こんな小山があり、子どもたちが上ったり下りたりを楽しんでいました。

オープンしたてなので土日は少々混みそうですが、ゆったりとした広場に子どもたちが楽しめる遊具があり、ベーカリーカフェで一休みでき、なんとアイスの自販機までありなので、ちょっとしたお出かけにぴったり!与野公園の南園、ぜひ行ってみてくださいね!

Information お店情報
与野公園(南園)
埼玉県さいたま市中央区本町西1-1468-2
年中無休
【※駐車場の営業時間】
4月~10月:9:00~19:00
11月~3月:9:00~17:00