2023.08.072023.06.23

首都高の川口ハイウェイオアシスを満喫!入場券の争奪戦が勃発するあそび場『アソブーン』も体験レポートします

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「ハイウェイオアシス」ってご存じですか?

サービスエリアやパーキングエリアに都市公園や商業施設を組み合わせた、高速から降りずにさまざまな楽しみ方ができる施設なんです。

なかでも2022年4月に川口にオープンした「川口ハイウェイオアシス」は、川口市の運営する公園「イイナパーク川口」と連結した、緑いっぱいの首都高初のハイウェイオアシス。

ボーネルンドがプロデュースした関東最大級の屋内外あそび場「ASOBooN(アソブーン)」(有料)が大人気で、GWや夏休みは入場券の争奪戦が発生するほどです。

というわけで、今回は川口ハイウェイオアシスにお邪魔して、楽しみ方を探ってきました。

川口ハイウェイオアシスへのアクセス方法は?

川口ハイウェイオアシスにいくには首都高を利用しなければいけない?

いえいえ、そんなことはなく普通に一般道からもアクセスOK。首都高の高速川口線の上り線から高速道路を降りずに直接アクセスできるほか、下り線の場合は新井宿出口で降りて一般道経由で利用できます。

一般道側の駐車場はいくつかありますが、東門側の駐車場が近くておすすめです。

公共交通機関でのアクセスは、埼玉高速鉄道線(埼玉スタジアム線)「新井宿駅」から徒歩約15分または川口市コミュニティバスの戸塚・安行循環の門下町駅下車、徒歩約7分。

バスは1日7本しかないので時間に注意しましょう。

現状としては車でのアクセスがおすすめですが、川口市ではバス発着所の整備を計画しています。車以外でのアクセスの改善が期待されるところです。

目玉のアソブーンはどんなあそび場?

川口ハイウェイオアシス一番の目玉は、ボーネルンドが首都高速道路サービス株式会社と協業開発した屋内あそび場「アソブーン」。

0歳から12歳が対象で7つのエリアがあり、屋内といいつつ屋外のあそび場もあります。

アソブーンの利用方法

アソブーンの営業時間や入場方法は、平日と土日祝で異なります。

平日は10時から17時まで、店頭で整理券をとって、受付で料金を支払って入場します。時間は無制限で途中入退場もできます。

土日祝は10時から18時までオープンしており、オンライン受付(7時~)と店頭での整理券配布(9時半~)で入場します。2時間半制で再入場はできません。

また、夏休みなどの混雑予想時期は「平日特定日」として平日でも時間制限が設けられることがあります。少し複雑なので、川口ハイウェイオアシスのホームページにある、営業カレンダーを確認してから訪問しましょう。

ちなみに平日は、火曜日はお休みで、空いているのは水・木・金曜日。

土日祝の午前中、長期休暇時はかなり混み合うとのこと。

利用料金

料金は子ども1名と大人1名のセットで1500円。以下、子ども1名900円、大人1名600円の追加料金が必要になります。

アソブーンの7エリアを遊びつくそう!

基本情報を押さえたところで、いよいよアソブーンに入ってみましょう!

ちなみに取材日はアソブーンが休みの火曜日なので子供たちの姿は0です(笑)

入り口から見える大きな遊具が「スカイ・ハイウェイ」。アソブーンのシンボル的な遊具で、迫力満点のすべり台付きアスレチックは存在感があります(6歳から)。

次に目に飛び込んでくるのが「レッド・デッキ」。2階の端に上り、展望デッキのように全体が見渡せるスポットです。すぐそばにはここにしかない首都高を走るパトロールカーを模した黄色い車。フォトスポットです!

江戸時代から続く川口を代表する鋳物産業にちなみ、マンホールや鍋などを楽器として叩いて遊べるコーナーがありますよ。

橋の下は首都高を模した大きなジオラマがあり、ミニカーなどで遊べる子どもたちに人気のスポット。レインボーブリッジがあるのはさすが首都高ですね!

三輪車サーキット「ブルー・サーキット」は行列ができるアトラクション。ルールや順番を守る練習にもなりそうです。

「グリーン・スクエア」は施設の中央にあるエアマットや回転遊具、巨大なブロックなどで遊べるスポット。ブロックを組み合わせて思い思いのコースを作れます。

「フォレスト・ヴィレッジ」はキャンプ場をイメージしたスペース。キッチンセットがあるのでバーベキューを楽しんでみたり、市場で買い物をしてみたり、ごっこ遊びの夢が広がります。

奥にあるこちらの玉転がしは大人気。子どもたちが争うように延々と玉を転がしているのだとか。

「オレンジ・ポンド」はベビー専用エリア。赤ちゃんたちがハイハイ、よちよち歩きをし
ながら楽しめるおもちゃがずらりと揃います。

屋外エリア「イエロー・ヤード」は滑り台やブランコなどがそろいます。

こちらで大人気なのが砂場!川口市ゆかりの伊奈氏による、荒川の治水・利水事業をテーマにしたエリアで、木製のレールに水を流し、砂遊びや泥遊びを思いっきり楽しめます。レールやパイプの組み合わせはなかなか奥が深いですよ。

遊んでいて気になるのがトイレや授乳室、おむつ替えですが、アソブーンのなかにしっかりあります。表示は道路標識風で首都高っぽくておしゃれ。ロッカーもあるので安心です。

皆で使える親子トイレも!便利ですね。

またフォレスト・ヴィレッジ横には休憩スペースも。自販機もあるので、疲れた親が一休みできそうです。

「イイナパーク川口」で自然と親しもう

川口ハイウェイオアシスのもう一つの目玉は自然公園「イイナパーク川口」。正式には「赤山歴史自然公園」で、大きな二つの池に芝生広場、里山の雑木林などからなります。

子どもにおすすめのスポットは「フワフワドーム」。3歳から小学生までが遊べるフワフワのトランポリンで、すべったり飛び跳ねたりして遊べます。危ない遊び方をしないよう警備員さんが見守っているので保護者としては安心です。近くにある休憩スペースにはミストもありますよ。

無料の遊具エリアもあり、1歳から3歳の「乳幼児エリア」と3歳から6歳の「児童エリア」に分かれています。横にはベビーカーでアクセスできるようスロープもあります。

疲れたらレストランで一休み。かまど炊きのご飯に猿田彦珈琲ソフト!!

川口ハイウェイオアシスにあるレストラン・カフェのスペースは約100席。

名物はかまど炊きご飯「和楽」の白いご飯。川口市産の鋳物の羽釜で焚き上げられたご飯はお米が立ってふっくら♪

川口市内で有名な「星野豆腐店」の豆腐とコラボした「おとうふ御膳」(※数量限定、1,150円)をいただきましたが、豆腐の甘みとプルンとした食感はたまりません。

もちろん子ども用のメニューもばっちりありますし、子ども用のカトラリーも完備。

こちらは「BOOM CAFE」の名物で、「猿田彦珈琲」プロデュースの「コーヒー牛乳ソフトクリーム」。

甘さは控えめで、珈琲のコクがしっかり出たあとひく味わい。ディカフェなので、子どもも食べられます。親子で奪い合いになりそうな美味しさでした。

このほか、売店には各地の土産物に加え、首都高グッズやボーネルンドのおもちゃなどが売られています。高速内でボーネルンドのおもちゃが買える場所はなかなかありませんよ。

行ってみた感想

川口ハイウェイオアシスは首都高の旅のついでに立ち寄れますが、ついでにしてしまうにはもったいないほど子どもが楽しめるスポットです!ぜひ目的地として訪れ、隅から隅まで楽しみつくしてみてはいかがでしょうか?

Information お店情報

川口ハイウェイオアシス

川口市赤山501-1

048-420-9780

10:00~17:00(土日祝は18:00まで)

定休日:火曜

・イイナパーク川口

電話:048-242-6337(平日8:30~17:15)/048-297-8572(土日祝9:00~17:00)

営業時間:9:00~18:00

・レストラン・カフェ・売店

電話:048-294-4811

営業時間:7:00~21:00

HP

この記事を書いた人kurimoto

埼玉県在住のライター。ぎりぎり平成生まれの息子を子育てしつつ旅行やレジャー、ITなどをテーマに記事を執筆中。親子で楽しめるスポットを体当たり取材でご紹介します!

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