2024.08.012024.08.02

【緊急】さいたま南エリアの道路冠水について調べてみました【浸水履歴】

災害対策 ゲリラ豪雨

7/31夕方頃に発生したゲリラ豪雨、大変なことになってしまいましたね。

帰宅困難になった方、ご自宅が甚大な被害を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

地球温暖化に伴い自然災害に対する考え方をアップデートしなければなりません。

過去の被害を頭に入れるだけで認識が変わるはず。

今回はゲリラ豪雨によって発生するであろう「道路冠水対策」と称し、南エリアの浸水履歴を調べてみました。

簡易的ではありますが、皆様のお役に立てることができれば幸いです。

さいたま市

さいたま市は過去の市民からの声を元に、各区どこが冠水したかのエリアを視覚的に分かりやすく作成しています。

下記のページから、お住まいの区がどのような形で被害を受けたのかわかるようになっているので確認をしておきましょう。

浸水履歴マップ

※スマホからでもチェック可能です。

今回はその中で注目すべき主要エリアだけ紹介します。

 

大宮区

大宮区は全体的に道路冠水(黄色)や床上浸水被害(赤色)の被害があるようですね。

大宮駅周辺も過去には道路冠水しているエリアがあるようなので、駅周辺にお迎えに行く方は注意が必要そうです。

第二中学校のある天沼町あたりは、床上浸水の被害が多発しているため、ゲリラ豪雨等が発生した際は浸水の被害は注意が必要そうです。

浦和区

浦和区の場合は、鴻沼川排水路近辺の道路が冠水、床上、床下浸水の被害の可能性が考えられます。
埼玉県主導で改修事業を実施していますが…先日発生したゲリラ豪雨が発生してしまうと、想定していた雨量になり甚大な被害も考えられます。

蕨市

蕨市は毎年冠水被害が発生した際のマップを公開しています。

その記録を見ていくと、2023年は6月2日から3日間広範囲にわたり道路冠水が発生していたようです。

冠水エリアは第一中学校、第二中学校近辺のエリア。

この2つのエリアは広範囲で道路冠水が発生していたので、注意してください。

特に富士見公園の道路は必ずと言って良いほど、冠水記録が残されているので警戒しておくと良さそうです。

戸田市

戸田市は毎年浸水履歴のマップを公開しています。

注目ポイントは戸田駅南側にある市役所南通りが過去の事例を見ても高い確率で道路冠水が発生していること。

北大通り、市役所南通りが合流するポイントあたりが要注意。

笹目一丁目交差点から戸田市役所近辺までは冠水している可能性が高いので注意しておきましょう。

記憶に新しい令和元年に発生した台風による被害の際にも、上記エリアは冠水していました。

その一方で、戸田ボートレース場近くを走る県道68号線は令和以降では冠水記録が見られていないため、この通りを活用して移動をした方が良いかもしれません。

川口市

川口市は過去の浸水履歴をマップとして作成しておりません。(記録は公開されています)

市役所に行けば確認出来るとのことですが…関東地方整備局の作成した「各市町の被害状況等」の34P目を確認しておきましょう。

この図を確認すると、江川運動場は令和5年の台風2号による浸水被害を受けていたことがわかります。

川口市立新郷図書館のある前野宿近辺は道路冠水が発生していたので、ゲリラ豪雨時にも警戒が必要そうです。

東川口駅東口側も資料を見ると、道路冠水が確認されているようなので、この辺りも注意しておきましょう。

まとめ

今回は「ゲリラ豪雨」対策と称し、お住まいの地域の道路がどのような被害を受けそうかを紹介しました。

超ざっくりなデータ紹介ですが、「あの通りは冠水している可能性が高いからやめておこう」ができますよね。

暑さ対策だけでなく、ゲリラ豪雨対策も日頃から考えておかなければならないかもしれませんね。

この記事を書いた人リプロマヴィ編集部LiproMAVIE Editorial Department

リプロマヴィ編集部です。
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