隠れ家のような癒しの場所！焼き菓子のお店「ひなたぼっこ」

JR与野駅から徒歩4分の場所にあるシェアキッチンで、美味しい焼き菓子のお店「ひなたぼっこ」が2023年10月にオープン。毎週土曜日だけ開店する隠れ家的なお店です。

今回は開店前の時間にお邪魔して店長からいろいろな話を聞いてきましたので紹介いたします。

「ひなたぼっこ」は、その名の通り、温かく穏やかな雰囲気に包まれた小さなお菓子屋さんです。店長はフルーツサンドやゼリーを手掛けるお店で働いていた経験を持ち、2019年から本格的にお菓子作りを学び始めました。

現在は、ケーキ作りの仕事を続けながら、週に一度だけレンタルキッチンを借りて、この「ひなたぼっこ」で焼き菓子を製造・販売しています。

「ひなたぼっこ」は、店長の夢への一歩を踏み出す場所です。いつか自分のお菓子屋さんを開くことを目指して、ここで日々腕を磨いています。

店長が一押しするのがマドレーヌです。まず手に取ると、ほんのりと温かみを感じる焼きたてのマドレーヌ。丸い形がかわいらしく、外側はほんのりと焼き色がついています。一口かじると、外はカリッとした食感が心地よく、中はふんわりと柔らかい。口の中でホロホロと崩れ、しっとりとした食感が広がります。

オーガニックメープルの香りがふわりと鼻をくすぐり、自然な甘さが広がります。後味に残る優しい甘さが、子どもから大人まで安心して楽しめる一品です。ひとつ食べ終えると、もう一つ手に取りたくなる、その魅力に引き込まれますよ。

季節ごとに変わるタルトは、「ひなたぼっこ」のもう一つの魅力。現在のおすすめは「甘夏のタルト」。まず目を引くのは、鮮やかなオレンジ色の甘夏が美しく並べられたタルト。見るからに新鮮で、ジューシーさが伝わってきます。

一口食べると、サクサクとしたタルト生地の軽やかな食感が心地よく、すぐに甘夏の爽やかな酸味と自然な甘さが広がります。甘夏はシロップ漬けされており、ほんのりとした甘さが酸味を引き立てています。タルト生地はサクサクしており、バターの香ばしさが感じられます。生地とフルーツのバランスが絶妙で、上品な味わいを演出しています。

さらに「アメリカンチェリーのタルト」も美味しそう。見た目にも美しいアメリカンチェリーのタルト。深い赤色のチェリーがたっぷりと使われ、目にも楽しい一品です。完熟したチェリーとフレッシュなチェリーの2種類が使われているんですね。一口頬張ると、チェリーの甘酸っぱい味わいが口いっぱいに広がります。

毎月2～3品の新作が登場するので、訪れるたびに新しい発見がありますよ。

この日の一押しメニュー「合鴨とマッシュルームのキッシュ」は、一見してボリューム満点の合鴨とマッシュルームのキッシュ。切り分けると、中からゴロゴロとした具材が顔を出します。一口食べると、合鴨の肉厚な食感とジューシーさが口の中で広がり、その風味がたまらなく美味しいです。ブラウンマッシュルームは風味豊かで、合鴨との相性が抜群です。

もう一つのおすすめは、「たっぷりベーコンとチーズのキッシュ」。厚切りベーコンとたっぷりのチーズが絶妙にマッチし、お食事としても満足感たっぷりです。

2023年10月の開店以来、「ひなたぼっこ」は子ども連れのママさんや、ワインに合うキッシュを求めるお客様など、多くの方々に愛されています。店長は、「自分のお菓子でお客様が喜んでくれることが嬉しい」と語ります。

「ひなたぼっこ」という店名は、店長の祖母が飼っていた犬がひなたぼっこする様子をイメージしたものです。店長自身が太陽からパワーをもらうように、ひなたぼっこする風景は元気の象徴！お客様にも、焼き菓子を食べて元気になってもらいたいという思いが込められています。

 

 

 

 

 

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