【さいたま市の夏祭り＆花火大会の一覧2024】 歴史と伝統に彩られたワクワクを満喫しよう！

日本の夏といえば、お祭りと花火大会が楽しみですよね。さいたま市でも、この季節になると盛りだくさんのイベントが開催されます。

7月から9月にかけて、地元の人々の情熱が詰まったお祭りや、夜空を彩る大迫力の花火大会が市内のあちこちで楽しめます。今回は、さいたま市の「夏祭り」と「花火大会」のスケジュールをご紹介します。

各イベントの歴史や、人々の熱い思いも感じながら、さいたま市の夏を一緒に楽しみましょう！

宝永年間（1704〜1711年）から続いていると言われる伝統あふれる「与野夏祭り」。これは、上町、仲町、下町、上峰地区の各御輿が集まり、2日間にわたって本町通り周辺を渡御する祭りです。

特に夜は、御輿の華麗な装飾が光を反射して、神秘的な雰囲気を醸し出します。この地域の人々にとって、与野夏祭りは季節を感じられる大切な時間となっている事でしょう。

宮原各地で長年伝承されてきた祇園祭を一堂に集結させた、さいたま市北区のお祭りです。御輿や山車が繰り出し、和太鼓の力強い演奏や独特のリズムに合わせた阿波踊りが行われ、地域の人々を一つに結びつける絢爛豪華な夜を創り出します。

特に19時頃からは宮原駅前に御輿・山車が集結し、祭りのクライマックスが訪れます。

武蔵一宮氷川神社の例大祭の前日、大宮駅西口周辺では町会御輿が駅前を練り歩きます。また、よさこい踊りも行われ、色とりどりの衣装をまとった踊り手たちが華麗な演舞を披露します。

南浦和駅東口周辺と5年振りに復活した西口会場を舞台に開催される「第19回浦和よさこい」は、約40のよさこいチームが一堂に会し、その魅力あふれる舞いで観客を引きつけます。

カラフルな衣装と独特のリズム、エネルギッシュなダンスが混ざり合い、見る者を楽しませ、祭りの空気を一層盛り上げます。

また、弁天公園内には「うまいものパーク」が設けられ、焼き鳥や唐揚げ、焼きそばなど美味しい食べ物を堪能することができます。

「浦和まつり第44回みこし渡御」は、旧中山道を舞台に浦和地区の力強さと伝統を一堂に展開します。旧中山道沿いにはいくつものおはやしが並び、木やり流しと共に大人みこしが調神社方面へと練り歩きます。これらの御輿が一斉に動き出す様子は、その壮大さと力強さから目を離すことができないほどです。

広大な大和田公園は、地元住民に愛されているリラクゼーションスポットです。花火大会の際には、公園内の広々とした芝生エリアが最適な観覧スポットとなります。また、多種多様な樹木に囲まれたこの公園は、花火の美しさを一層引き立てます。

第37回スパークカーニバルは、サンバと御輿が競演（スパーク）する祭りで、招待サンバや地元サンバチームが参加します。その躍動感あふれるパフォーマンスと、地元町会の重厚な御輿が一緒に舞台を共有することで、非常に独特な雰囲気を生み出します。

「2024中山道まつり」は、伝統的な和の催しと現代的なエネルギーが融合した、一見の価値ありの祭りです。

1日目は、武蔵一宮氷川神社の例大祭でお祓いを受けた地元町会の御輿と山車が、大宮駅東口周辺を練り歩きます。鮮やかな御輿と山車の行列は、既に祭りの雰囲気を盛り上げるだけでなく、その神聖さが参加者と観客に感動を与えます。

メインとなる2日目は、さらに様々な催しが加わります。御輿の揃い渡御(とぎょ)や山車の揃い巡行に加えて、民踊、阿波おどり、太鼓演奏といった日本の伝統文化が一堂に会します。会場のあちこちで行われるこれらのパフォーマンスは、まつりの興奮を一層高めます。

そして、まつりのハイライトとも言えるのが、2日目の19時30分頃の御輿や山車の駅前集結です。その壮大な光景は、まさに圧巻と言えるでしょう。

第28回東大宮サマーフェスティバルは、夏の熱気と共に街を盛り上げる一大イベントです。

往年の歌手、春日八郎が歌う「東大宮音頭」に合わせて行われる盆踊りは、参加者を大いに興奮させます。そのリズミカルな音楽と踊りの動きが交錯する様子は、まさに夏の風物詩と言えるでしょう。

さらに、キッズダンスや縁日といった様々なイベントも用意されています。小さな子供たちが楽しむキッズダンスは、見ているだけで心が躍ります。また、縁日では美味しい屋台料理を楽しみたいですね。

そして、フェスティバルのクライマックスは、8月3日だけ行われる花火大会です。この壮大な光景は、参加者を喜ばせ、夏の夜を一層鮮やかに彩ります。

今年も開催！「大宮日進七夕まつり」は、地元の人々がそれぞれの願いや夢を託し、織り成す七夕飾りが、まるで星空のように日進七夕通りを彩ります。これらの七夕飾りは、その色彩豊かさと想いの深さが絶妙に融合し、視覚だけでなく心まで魅了します。

祭りでは、七夕飾りが一面に広がる中、子どもたちが御輿を背負い、楽しげなお囃子の演奏が行われます。これらの祭りの伝統的な演目が、七夕のロマンチックな雰囲気を一層高め、街全体が一つのコミュニティになったような感覚を生み出します。

大間木公園は市街地に近い位置にありながらも豊かな自然に恵まれています。公園内の開放的な空間は、見晴らしが良く、花火が全方向に広がる壮大なパノラマビューとなって私たちを楽しませてくれるでしょう。

さいたま市で開催される花火大会3つの最後を締めくくるのは岩槻文化公園です。園内で打ち上げられた花火を間近で見ることができ、迫力のある花火を楽しめます。屋台も並び、楽しい時間となりそうです。

2024年の「人形のまち岩槻まつり」では、色とりどりのイベントが開催されます。仮装パレード、黒奴行列、よさこい踊り、大人向けの神輿、子供向けの神輿など、様々な見どころがあります。

メイン会場では「城下町岩槻歴史絵巻」が披露されます。これは、岩槻の歴史、戦国時代から太平の世までを描いた壮大な物語です。

また、「ジャンボひな段（7段飾り）」の展示も見逃せません。高さ約5メートル、幅約12メートルのこの巨大なひな段では、結婚を控えたカップルが最上段に位置し、お内裏様とお雛様に見立てられます。彼らは華麗な装束を纏い、結婚式を挙げます。三人官女と五人囃子の仮装がその結婚式を一層盛り上げます。

さらに、今年の岩槻まつりでは、食欲も満たされます。多数のキッチンカーが出店し、さまざまな美味しい料理を提供します！

北浦和の華々しいイベントといえば「第43回北浦和阿波おどり」です。

今年の開催日は9月14日(土)。地元の「北浦和阿呆連」を筆頭に、近隣から10以上の連が参加し、一緒に躍ります。その規模と熱気は、見る人々を圧倒し、観客を祭りの世界へと引き込みます。

また、阿波おどりだけでなく、子どもみこしや小学校金管バンドによる音楽パレードなど、様々なイベントも同時開催。子ども達の無邪気な楽しみと音楽パレードのリズミカルな音色が、街全体を包み込み、見る人々に祭りの喜びと興奮を届けます。

音楽パレードは令和元年度までは日中に開催されていましたが、熱中症対策という重要な観点から、暑さが和らぐ9月に開催します。これにより、参加者たちは暑さを気にすることなく、心地良い夕方の風を感じながら演奏を楽しむことができます。

夕闇に包まれつつある街を彩る美しい音色は、聴く者に感動を与えるでしょう。

浦和おどりでは、参加者たちがそれぞれの個性を表現する独自の衣装を身に纏い、夜通し踊り続けます。これは、まさに「見る人すべてが参加者」という祭りの醍醐味を感じられるイベントです。

特に19時頃から始まる「飛び入り連」には、観客も自由に参加できます。誰でも参加可能なこの時間帯は、初めての人でも楽しく踊ることができ、祭りの一体感を感じられること間違いなしです。