2024.08.052024.08.04

縁結び!「おむすびとお惣菜の店 おとなりさん」でさいたま市産の食材を味わおう

与野グルメ

埼玉在住の店主が、ご主人や(お子さんも!)と一緒に営む、おむすびとお惣菜の店「おとなりさん」。この心温まるお店が、毎週水曜日、JR与野駅から徒歩4分のレンタルキッチンでひっそりとオープンしています。手作りのおむすびとお惣菜が並ぶこの店は、地元の人々にとって、特別な水曜日の楽しみとなっています。

※第5水曜日はお休みです

店主は、都会ではなかなか見られない、ご近所さんが自然に集まれる場所を作りたいという想いでこのお店を始めました。まるで昔ながらの縁側でのんびりおしゃべりするような、アットホームな空間を「おとなりさん」で実現しようとしています。来店するたびに、ホッと心が安らぐような、そんな温かい雰囲気が漂います。

さらに、このお店には特別な縁があります。ご夫婦は、おにぎり屋で修業中に知り合い、おむすびがまさに縁を結んだのです。店内には、おむすびに込められたご夫婦の愛と情熱が感じられます。おむすびが縁を結んだという、なんとも縁起の良い話があるこのお店で、私は店主にじっくりお話を伺ってきました。その暖かいエピソードとともに、おすすめのメニューをご紹介します。

訪れて分かった「おとなりさん」の魅力

和食にこだわったメニュー

お店のこだわりについて店主は、「お魚や野菜、きのこ、豆、海藻といった、日本人が古くから食べてきた食材を中心にした料理を味わってもらいたい」と語ってくれました。毎回、手作りのお惣菜が並び、訪れるたびに新たな発見があります。

この日は、高タンパク質で低カロリーを意識した「豆腐ハンバーグ」がメインに登場。ジューシーな豆腐ハンバーグは、ヘルシーでありながら満足感たっぷり。そして、「トマトときゅうりのさっぱり和え」や「とうもろこしののり塩焼き」など、お母さんの味を思わせる親しみやすいメニューが並び、どれもほっとする美味しさでした。

素材にこだわる店主は、さいたま市産の新鮮な野菜を厳選して仕入れています。この日も、8つの農家から人参、小松菜、茄子などの旬の食材を取り寄せていました。

地元の農家と連携し、朝採れの新鮮な野菜を使うことで、料理に一層の美味しさと栄養価をプラスしています。地元の味を大切にするその姿勢が、「おとなりさん」の料理に込められた特別な温かさを生み出しているのではないでしょうか。

手作りのおにぎり

なんといっても、注文が入ってからご主人が握る手作りの「おむすび」は、ぜひ味わいたい逸品です。おむすびに合うお米を探し、辿り着いたのがさいたま市産特別栽培米コシヒカリ!水加減や炊き方、握り方まで研究に研究を重ねた技術により、生き生きした米粒がご主人の手によって美味しいおむすびに仕上がります。

種類も豊富なんです。定番の「塩むすび」の他は週替わりのようですが、この日は「鮭」「ナスみそ」「梅」「かつお生姜」のラインナップ。ちなみに、白米か玄米かを選べます。

おむすびの具材は、ご夫婦で一生懸命に考えているそうです。この日の「ナスみそ」は、ご主人のご実家で振舞われていた味を再現。ご飯との相性を重視したラインナップは、新しい発見をもたらしてくれそうです。

お勧めのランチメニュー

やはり、お店でじっくり味わう料理は格別です。特に、「おとなりさん」が提供するランチメニュー「小鉢セット」は、一度試してみる価値があります。

この「小鉢セット」には、おむすび2個、メイン料理、お惣菜、漬物、そしてみそ汁が含まれています。ヘルシーでバラエティ豊かな料理を楽しめる上に、ボリューム満点で大満足です。

この日のメイン料理「サバ味噌焼き」は、絶妙な焼き加減で、おむすびとの相性が抜群。さらに、副菜3種類も味わえるので、様々な味と食感を楽しむことができ、まさに幸せなひとときでした。

まるで家族の団欒のひとときを思わせるような、心がほっこりと温まる時間を過ごせますよ。

水曜日は「おとなりさん」へ行ってみよう!

店内は、カウンター席とテーブル席があります。一人で訪れてもよし、家族や友人と訪れるのもよさそうです。

朝8時からオープンしているので、朝食で訪れるのもいいでしょう。

テイクアウトメニューも人気です。昼食や夕食のおかずに惣菜を買って、自宅でゆっくり味わうのもいいですね。もちろん「おむすび」1個からでも販売してくれますよ。

「美味しい和食を次の世代に伝えていける、そんなお店にしたい」と語る店主。その夢は壮大です。

ここシェアキッチン「窯茶業」で腕を磨いたご夫婦は、いずれ自分たちのお店をオープンさせることを目標に、日々頑張っています。ぜひ、応援に行きましょう!

Information お店情報

おとなりさん

さいたま市中央区下落合2-12-11

毎週水曜日 8時頃〜15時

Instagram

この記事を書いた人いとうゆうすけ

人にフォーカスした取材記事を好みます。
AIに負けないコンテンツは現場にあり、ということで、現場のリアルな姿を文章と画像と動画で伝えていきます。
Instagram@nicegohan

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