2023.08.072023.06.08

【与野】アットホームな雰囲気★モロッコ料理とクラフトビールを楽しめる隠れ家的なお店を見つけました

与野 埼玉クラフトビール 与野グルメ

JR京浜東北線「与野駅」から徒歩3分の場所にあるお店「ホップとリップ」は、仲のいいスタッフが、珍しいモロッコ料理と厳選したクラフトビールを提供しています。

瀬下オーナーと奥様、そしてオーナーの友人である二見店長が店を切り盛り。大学生のアルバイトも楽しそうに働いているアットホームなお店です。

今回は、お店のInstagramでこの投稿を見つけたことから、「ぜひ話を聞いてみなければ」と思い訪ねてみました。(この方が二見店長)

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ホップとリップの特徴

どうして「ホップとリップ」ではモロッコ料理を提供しているのでしょうか。その答えは、瀬下オーナーの奥様にありました。

モロッコが好きで何度も旅しているうちに家庭でモロッコ料理を作るようになり、オーナーの後押しもあってモロッコ料理を提供するお店を出すことになったそうです。

奥様自慢の料理の一つがタジン鍋を使った料理です。煙突のような形が特徴の鍋を使います。煙突の部分に食材の水分が溜まることで、蒸し焼き料理を作ることができるんです。

タジン鍋を使った料理はモロッコの伝統料理。後ほど紹介するとおり、「ホップとリップ」の看板メニューです。

マンション1階のちょっと奥だよ!

場所はJR京浜東北線「与野駅」西口から徒歩3分です。
大きなマンションの1階にあります。

とても落ち着いたいい雰囲気

店内にはテーブル席とカウンター席があります。奥のテーブル席にはソファーがあり、モロッコ刺繍のクッションが置いてあったり、ラクダを描いた刺繍の飾り物があったりと、とても落ち着いたいい雰囲気です。

カウンター席があるので一人で寄ることもできますね。目の前でビールを注いでもらえます。

クラフトビールを楽しもう!

ホップとリップに来たらビールです!

国内に数あるクラフトビールの醸造所から厳選したビールを仕入れおり、常時8種類ほど用意されています。

この日のお勧めビールは、期間限定で名古屋の醸造所「Y.MARKET BREWING」から仕入れた「Lupulin Nectar」。

フルーティーな味わいが特徴。苦みも少ないので女性にも人気があるヘイジーIPAに属しており、見て分かるとおり黄金色の美しいビールです。

二見店長がキレイに注いでくれました。

定番ビールでは、岩手県から仕入れる「いわて蔵ビール みちのくレッドエール」が一押しです。

麦芽を強めに焙煎しているのでローストした香が印象的。琥珀色で美しく、モルトの旨味を楽しめる一杯です。

定番のビールが4種類ほど、週替わりのビールもだいたい4種類あります。訪れるたびに新しいビールとの出会いを楽しめますね。

看板料理「ミートボールとプルーンのタジン」

ビールを楽しむために必要なのが美味しい料理。出来立てアツアツのタジン鍋が運ばれてきました。

蓋を開けると閉じ込められていた湯気がいっきに飛び出します。

美味しそ~。

トマトソースをベースにしてミートボールとプルーンを煮込み、そこに卵を落としたものが「ミートボールとプルーンのタジン」です。卵を混ぜることでマイルドな味わいになります。

瀬下オーナーによると「ミートボールとプルーンを一緒に食べるとより味わい深い」とのこと。言われたとおりに口へ運んでみると…

口いっぱいに広がったのは、お肉の旨味とプルーンのフルーティーな風味。トマトソースの味わいも重なり、幸せな気持ちになれました。

ビールとの相性は抜群!どちらかといえば、麦芽を強めに焙煎したようなレッド系ビールが合います。

モロッコ前菜プレート

ビールのお供に前菜プレートもお勧めです。モロッコらしく、アフリカや中東、ヨーロッパの食文化が融合したような一皿です。

中央の小皿にあるのは「ザルーク」と呼ばれる料理。ナスとトマトのサラダで、パクチーをアクセントに使っています。

ひよこ豆をコロッケのように揚げた「ファラフェル」は、ヨーグルトソースがかかってマイルドな味わい。中東っぽい料理です。

春巻きのような見た目の料理は「ブリワット」と呼ばれるモロッコ料理。鶏ひき肉とクミンで味付けされており、モロッコの万能調味料ともいわれる「ハリッサ」を付けて味わいます。この「ハリッサ」は自家製です。

カボチャ料理もあります。白ワインビネガーとシナモンでカボチャをマリネしてあり、カボチャとレーズンの甘味、そこにビネガーの酸味がほど良くバランスして美味しく仕上がっています。

鶏肉のハムです。塩レモンで味付けしています。さっぱりして美味しい。

この前菜プレートには、さわやかな味わいのビールがよく合います。

ランチもいいぞ!

今回はディナーに訪れましたが、ランチもよさそうです。

全てのランチメニューには、ミニモロッコサラダとモロッコ前菜、ソフトドリンクが付くそうです。ランチでも看板料理「ミートボールとプルーンのタジン」は味わえます。

埼玉県を盛り上げよう!

瀬下オーナーは北浦和で生まれ育ったそうです。ホテルの総支配人として活躍された後、モロッコ好きの奥様が美味しいモロッコ料理を作ってくれたことから、与野で「ホップとリップ」をオープンさせました。

そんな瀬下オーナーは地元の繋がりを大切にされており、南浦和にあるクラフトビール醸造所「AQUWA brew works」とコラボして、モロッコ料理と相性のいいオリジナルの埼玉県産クラフトビールを不定期で作っています。

AQUWA brew works

人気があるので入荷するとすぐに売り切れ。評判がいいそうなので、瀬下オーナーにはぜひ第二弾、第三弾と作り続けていただきたいものです。

Information お店情報

ホップとリップ

埼玉県さいたま市中央区下落合1711 シティマークタワー21 1F

050-5589-9676

ランチ11:30~14:30(L.O.14:00) ディナー17:30~23:00(L.O.22:00)

備考:子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可

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この記事を書いた人いとうゆうすけ

人にフォーカスした取材記事を好みます。
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