2023.08.022023.06.02
【社会科見学】動画に興味ありますか?SKIPシティの「映像ミュージアム」に行けば「動画」の仕組みをじっくり勉強できますよ
川口お出かけ SKIPシティ 川口
1日に何時間もYouTubeを見る人が増えています。動画が身近になったことで、動画制作の仕事に興味を持つ人は多いようです。
「将来は映画製作の仕事をしたい」
「動画クリエイターになりたい」
「YouTuberになりたい」
そう考えている人は、ぜひ一度、川口市にある「SKIPシティ 映像ミュージアム」を訪れてみてください。TVや映画などの映像もYouTubeの動画も仕組みは同じ。だから映像ミュージアムに行けば、映画のことも動画のことも理解することができます。
「SKIPシティ 映像ミュージアム」は、触って動かして体験して映像・動画の仕組みを学べる体験型施設です。子供はもちろん、大人にとっても学びは多いでしょう。
映像ミュージアムへレッツゴー!
施設の開館時間は9:30~17:00(入館は16:30まで)です。休館日は月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌平日が休みです。
入館料は大人520円、小中学生260円となっています。入口の券売機で入場券を買い、後ろの受付に提示してから入ります。
いきなりタイムマシーンのような通路があります。この通路には、映像がどのように進化してきたのかを伝える展示映像が並んでいます。
動画が動く仕組みを勉強しよう!
最初のコーナーでは、静止画が動画になる仕組みを様々なツールを用いて教えてくれます。
例えばパラパラ漫画は、高速で紙をパラパラめくることで絵が動いて見える仕組みです。実際に手を動かしてその仕組みを確認できるツールがいくつかあります。
子供にとっては驚きの体験になりそうです。
大人向けには、映像を撮るカメラの仕組みを詳しく解説してくれています。
TVの画質を目で見て確認することもできます。
2018年から放送開始された4Kハイビジョンと通常のハイビジョンではどれだけ画質が違うのか、その違いが一目瞭然です。
映像ミュージアムへようこそ【映像の原理】
撮影の仕組みも勉強できるぞ!
パリの街並み
動画の仕組みを勉強したら、次は撮影の仕組みを勉強しちゃいましょう。
ここには、撮影セットの一部を再現したコーナーがあります。ある角度から撮影することで、パリの街にいるかのような映像を撮れるのです。
どうですか。カメラの望遠レンズで撮影すれば、周りの余計な物が写らないからパリの街並みを見事に再現し、パリにいるようなシーンを撮影できるというわけです。
きっと子供は「こうやって撮影しているんだ」と驚くでしょう。
ここは撮影OKなので、ぜひ記念撮影してみてください。
移動撮影にチャレンジ
次のコーナーは、大人でも勉強になりそうです。
カメラの載った台が横にスライドする仕組みが用意されています。そのため、右側のセットから左側のセットへ移動しながら撮影できるようになっています。
実際に撮影してモニターで確認してみましょう。ますます動画制作に対する理解が深まります。
【映像豆知識】ワンシーン・ワンカットで伝える
アフレコにチャレンジ
それから、アフレコも体験できます。
アフレコとは、動画に合わせてナレーションやキャラクターの声を入れることです。
ここでは、実際にマイクで録音して、その場でどんな出来具合なのか動画で確認することができちゃいます。
巨大ジオラマ登場!
ジオラマで見る映画の撮影現場は圧巻です。とてもたくさんの人が映画作りに関わっていることがよく分かります。どんな職業があるのか、iPadを使って確認する仕掛けもありました。
3階では実際に映像を作ってみよう!
空飛ぶジュータン
上の階(3階)に上がると、映像制作を体験できるコーナーが3つもあります。映像ミュージアムの醍醐味はこの3つに凝縮されているかもしれません。
一つ目の体験は、「空飛ぶ魔法のじゅうたん」の映像制作です。写真のとおり、ジュータンの周りが青くなっていますよね。ジュータンの上に乗っている人を撮影すると、その青い部分が海外の街並みの映像に合成されます。
そうすると、まるで空飛ぶジュータンにのって海外を旅しているような映像が完成します。
社会科見学へ行こう! 3.空飛ぶじゅうたん
アナウンサー体験
二つ目の体験は、「アナウンサー体験」です。本格的なセットでアナウンサーを演じ、ニュース番組作りを体験することができるんです。
ようこそ映像ミュージアムへ【アナウンサー体験】
お天気キャスター、歌のお姉さんと一緒に歌おう
3つ目の体験では、合成を駆使して「お天気キャスター」や「歌のお姉さんと一緒に歌おう」といった映像を作ることができます。
ここでは、実際に本人が演者となり、歌ったりお天気ニュース原稿を読んだりします。といっても、初めてだからニュース原稿を読んだり歌ったりなんて無理ですよね。
でも安心してください。ここにはプロンプターがあるんです。プロンプターは演者の目の前にあり、演者はそこに映し出された文字を読めばいいので、間違えることなく原稿を読んだり、歌ったりできるというわけです。
しかも、プロンプターの後ろにカメラがあるから、カメラ目線で撮影できるのです。
ここまでに紹介した3つの映像制作体験は、実際に完成した映像をDVDにして販売してくます。1枚500円なので、子どもの思い出によさそうですね。
動画編集を学ぶコーナーやお絵描きコーナーもあり、子どもが夢中になる仕掛けが盛沢山でした。
今が旬な動画制作
SKIPシティ映像ミュージアムは、川口駅からバスで13分ほどの場所にあります。有料の駐車場もあります。
次世代の映像産業を推進する施設「彩の国ビジュアルプラザ」が2003年に誕生したと同時に、一般利用者向けに映像制作を楽しく学べる体験型施設として「映像ミュージアム」が作られました。
最近は、YouTubeやTikTokのおかげで、子どもから大人まで動画ばっかり見てますよね。TVと違ってYouTubeには、自分で撮った動画を公開することもできるため、動画制作が身近になりました。
ぜひ一度、動画について勉強しに行ってみてください。
ここで楽しんでいる方のSNSがありました!
本日は映像ミュージアムに行ってきました♫ウルトラマンコラボイベントをやってるから気になってたんだけど、行ってみたら体験型ミュージアムでこれは楽しい〜❣️✨
映画のセットや、実際にカメラを動かしてスタジオ撮影の体験したりできた😃🙌🏻✨ pic.twitter.com/p5uWX4V6yc— 翼🌸スパコミ一般 (@tsubasa_smile) May 15, 2023
Information お店情報
埼玉県川口市上青木3-12-63
彩の国ビジュアルプラザ9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:大人520円、小中学生260円
この記事を書いた人いとうゆうすけ
人にフォーカスした取材記事を好みます。
AIに負けないコンテンツは現場にあり、ということで、現場のリアルな姿を文章と画像と動画で伝えていきます。
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